暑い季節に汗だくで食べたい!無印とカルディのパッキーマオを食べ比べてみました。

みなさまお久しぶりです。5月中仕事&プライベートが忙しくて記事を更新することができませんでした。
バタバタとデリバリーに頼る生活がつづいていたのですが、仕事が落ち着き、久々に買い物に出かけた先の無印とカルディでパッキーマオ(Phat Khii Mao│ผัดขี้เมา)の調理キットを見かけたので思わず購入、せっかくなので食べ比べてみることにしました!

パッキーマオ(Phat Khii Mao│ผัดขี้เมา)とは?

タイ語ではそれぞれ
パット(Phat│ผัด) = 炒める
キーマオ(Khii Mao│ขี้เมา) = 酔っぱらい
という意味です。

直訳すると「酔っぱらい炒め」となります。

このパッキーマオという単語だけだと、ニュアンスとしては「キーマオ味の炒めもの」という感じでしょうか。

  • パッキーマオタレー = 魚介(タレー)のキーマオ炒め
  • パッキーマオセンヤイ = 米太麺の(センヤイ)のキーマオ炒め
  • パッキーマオママー = ママー(タイのインスタント麺)のキーマオ炒め

と、言うようにパッキーマオ+食材でオーダーすることが多いです。

今回購入した無印とカルディのパッキーマオの手作りキットを確認してみます。

商品名はどちらも「パッキーマオ」ですが、太麺が入っていました。

なので、タイの米の太麺を意味するセンヤイ(SenYai│เส้นใหญ่)という単語をつけ、パッキーマオセンヤイ(Phat Khii Mao SenYai│ผัดขี้เมาเส้นใหญ่)が正確かもしれません。

パッキーマオというネーミングには「酔っぱらいでも酒が覚めてしまうほど辛い(味が濃い)料理だから」とか「酔っ払って味覚が鈍くなった屋台の店主が作った料理」など諸説あります。実際にかなり味が濃く、辛めの料理です。

真夏に汗をだらだらかきながら食べるのがおすすめかもしれません。

無印とカルディのパッキーマオセットの内容と価格

無印良品:手づくりキット パッキーマオ(タイの辛口バジル炒め麺)

中にはセンヤイ(米太麺)、ナンプラー、調味液が入っていました。
価格は390円(税込)、190gで2人前です。

カルディ:スータイ パッキーマオセット(激辛バジル焼きそば)

中にはセンヤイ(米太麺)、チリパウダー、調味液が入っていました。
価格は258円(税込)、204gで2人前です。

カルディにはチリパウダー(プリックポン)が単体で入っているのですが、無印にはありませんでした。
また、麺の太さは若干カルディのほうが平たく太い印象を受けました。

無印とカルディのパッキーマオを実際に作ってみました。

今回、調理キット以外に、ヤングコーン・空芯菜・豚肉・エビの4つの素材を用意しました。パッキーマオに入れなければならない具材というのは決まっていないので、お好みの青菜や肉・魚介でOKです。パッキーマオの味の決め手となる調味料はセットに入っているので炒めるだけです。

調理中、撮影ができませんでしたが、どちらのキットも

  • 米麺を茹でる
  • 具材を炒める
  • 茹でた米麺を入れて更に炒める
  • 調味液を加える

だけのシンプルな手順でした。

出来上がりはこちら。

無印良品:手づくりキット パッキーマオ(タイの辛口バジル炒め麺)

カルディ:スータイ パッキーマオセット(激辛バジル焼きそば)

無印とカルディのパッキーマオの違い

入れた具材はどちらも同じで、後から調味料などは加えていません。

食べ比べてみて「カルディの方がパンチが効いていて、麺も現地のセンヤイの雰囲気に近い」という感じがしました。無印も美味しいけどパッキーマオ一番の特徴である「酔っぱらい炒め」感が薄く、上品にまとまっている感じがしました。カルディは調味液のパンチの強さがある点、別袋に入っているチリパウダーの量も尋常じゃない点が、無印よりも”タイの現地感”を感じさせてくれました。

まとめ

タイ料理初心者の方や辛いものが苦手な方には無印の方がおすすめだと思います。

カルディの別添えのチリパウダーは全部入れたら食べられないほど辛くなるので注意が必要です!

コロナの影響でタイに行けない期間がどんどん延びていますが、せめて料理でタイを感じられると良いですね。